第一章-10、帰還(ADVマスト)

礼士郎「とにかくこれで七不思議をひとつ封印出来た」

吹雪「ったく、5位で苦戦しててこの先全部倒せるのか不安だわ」

茜里「よいではないか。今は束の間でも、めでたい戦勝を噛みしめようぞ」

流々「……」

礼士郎「そうだ、流々。
退部についてだが」

流々「……」

礼士郎「さっき助けてくれてありがたかったが、退部の話は別だ。
助けてくれはしたが、結局どうする?」

流々「……」

吹雪「……」

茜里「……」

礼士郎「……流々、どうする?」

流々「私、辞めるよ」

礼士郎「……そうか」

吹雪「……流々」

茜里「……」

流々「口癖のように辞めるって、言うことを」

礼士郎「……え?つまり?」

流々「これからもここにいさせてほしい」

吹雪「……ふ、やれやれ」

茜里「……うむ!」

流々「礼士郎……覚えてるよ。
私を誘ってくれた日のこと」

礼士郎「そうか」

流々「あんたが、誘ってくれなきゃ……
私は今もひきこもりのままだったと思うから」

ー「流々の過去」を入手したー