礼士郎「とにかくこれで七不思議をひとつ封印出来た」
吹雪「ったく、5位で苦戦しててこの先全部倒せるのか不安だわ」
茜里「よいではないか。今は束の間でも、めでたい戦勝を噛みしめようぞ」
流々「……」
礼士郎「そうだ、流々。
退部についてだが」
流々「……」
礼士郎「さっき助けてくれてありがたかったが、退部の話は別だ。
助けてくれはしたが、結局どうする?」
流々「……」
吹雪「……」
茜里「……」
礼士郎「……流々、どうする?」
流々「私、辞めるよ」
礼士郎「……そうか」
吹雪「……流々」
茜里「……」
流々「口癖のように辞めるって、言うことを」
礼士郎「……え?つまり?」
流々「これからもここにいさせてほしい」
吹雪「……ふ、やれやれ」
茜里「……うむ!」
流々「礼士郎……覚えてるよ。
私を誘ってくれた日のこと」
礼士郎「そうか」
流々「あんたが、誘ってくれなきゃ……
私は今もひきこもりのままだったと思うから」
ー「流々の過去」を入手したー